2009年9月8日火曜日

朝青龍

朝青竜のドキュメンタリー風な番組を見た。いろいろ考えさせられた。なかでもバッシング騒動の頃を尋ねられて「人生では当たり前のこと」と語っていたのに感銘を受けた。そうか!名前を出して商売をするからには妬まれたり疎まれたり叩かれたり非情な攻撃を受けることは当たり前のことだったのか!信念を持って行動するということはそういうことなのだ。元来ツッパるということはこういうことなのである。昭和の漫画やTV番組などには確かにこの精神は生きていた。平成でも一部あるのかも知れないが、私にはどこか変容しているように思える。

つまり朝青龍は昭和のツッパリであったのだ。「いまさら気が付くなよ」と言われてしまいそうだがしょうがない。サッカー事件当時、皆がバッシングする中テリー伊藤など一部朝青竜に肯定的な意見を言う人たちがいた。当時は反感を覚えたものだが今になって考えるとなるほどテリーはすでに知っていたのだ。真のツッパリには群れで行動するための規範など意味がないのだと。また社会には朝青龍のようなヒーローも必要なのだということを。今こそ魁!男塾!の世界が求められているのかも知れない。

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