2010年6月28日月曜日

神の国

黄色人種はものをつくり、黒人は働き、白人はそれらを消費して我が世の春を楽しむ。
これが彼ら選ばれた民(エリート=白人)たちの考えるゴッドランドである。

その完全なる実現のため少しでも有色人種にとって有利に働くと思われた場合、ただちにそのルールやシステムは白人に有利になるように是正されねばならない。
商取引もスポーツも通信も流通に関わるあらゆる事柄も全ては白人第一主義に徹しなければならない。
本来努力などというものは有色人種に任せておけばよいのだが、ことこれらのルール策定においては手間を惜しんではならない。
そのための実力行使手段として最大の軍事力は常に白人側が握っていなければならない。
少しでも脅威に感じた場合は直ちに武力制圧すべきである。
そのための大義名分は後付で構わない。スピードをもって対処すべき時に躊躇してはならない。
それがゴッドランド=地球に住む白人の使命である。
詭弁は多いに利用すべきである。廉恥心は体面上必要と思われた場合にのみ表面だけに留め、本来は持つべきではない。
所有権・財産権はすべて白人の手にあることを徹底させよ。
有色人種の成果はすべて取り上げよ。
ピラミッドの頂点には必ず白人が居ることを周知させよ。疑問を抱かせてはならない。
白人の手からのみ餌を与えられることでしか生存出来ないように、有色人種を飼い馴らせ。
有色人種の管理・統治は有色人種にさせよ。
バルバロイはバルバロイの手に任せるべきである。
しかし手綱はけして離すな。
逆らうものには死を!
世界は白人の統治によってのみ平和が保たれていると知らしめよ。
それが神の国、ゴッドランドである。