2009年9月4日金曜日

テレビは朝によく見ている

ほとんどの人々にとって、表向き日本テレビは右(翼)朝日は左(翼)フジは娯楽、毎日は日和見というのは周知の事実だが、今回の民主党政権下において、それぞれの裏の顔が垣間見えるようになってきた※1

日本テレビは従来通り、自民擁護の見苦しいほどの足掻きを垂れ流しているが、朝日に至ってはそのポリシーの無さが露呈するにもほどがあるといった様相だ。特に田原総一郎がひどい。今までも何かと批判するフリして自民を擁護してきたが、今回の選挙を受けての豹変ぶりは目に余る。だったら見なければいいだけなのだが、それでは臭いものにはフタをする的な情報不足に陥ってしまう。まあTVそのものがそういうものだと諦めてしまえばいいのだろうが、公共の電波を使っているというのにこのていたらくかと腹も立つ。みのもんたも同様だ。まあ、みのもんたの場合はまだ感情がストレートな分、お前も民衆を瞞着する類、ピンハネ・タカリ側だったのかと納得はしているが。だが確実に視聴する気は無くなった。見苦しいだけなのでもう朝ズバは見なくなるだろう。今更どんなに足掻いても選挙の結果は変わらないというのに。

今回の政権交代に関していえば何故かフジが上品さを増していてなかなかによい。特に報道関係が一番リベラルでジャーナリスティックなのには好感を持った(比較論)

他局のように緊急特番とかで大衆操作に感けることもせず、レギュラー番組も特に変わるわけでもなくたんたんとしたマイペースぶりが大人っぽくて素敵である。今まで馬鹿を増長・量産するだけかと思っていただけに、今回一番見直したTV局である。※2

しかし今までの既得権益を得るシステムにヒビが入りそうだというだけで、これほどビビルものなのか…失笑と同時に希望も湧く。我々大衆の力はなかなかにたいしたものだと。選挙権というのはなるほど偉大な力なのだなと感心した。

それにしても国際会議に閣僚が出席しないとは何事か!さぞや他国は日本の政治不在に呆れたことだろう。政権が取れなかったからと全てなげやりな態度の自民を各局とももっと叩けよ!と思うのは私だけではあるまい。

※1 NHKは旧来通り権力者サイドであり、テレビ東京については、この局がかつてGHQが日本人をアメリカナイズしようとして立ち上げた洗脳チャンネルだったという歴史もあることから(東京12チャンネル時代)これらについては触れないようにしている。特に東京12チャンネルはハンナバーバラやアメリカのホームドラマを多く放送することにより、パン食などの米風食事風景やリビングに前庭のある家を理想とするなど文化的工作を成した。ついでに毎日放送(旧 東京教育放送)もGHQに操作されていた時代があった。

※2 90年代にフジから読売へ中堅の大量移動(引き抜き)があった。その結果が今に現れているような気もする。日テレの悪ふざけぶりは、まさにバブル時代のそれ(会社の金でグルメや遊び=ロケとやりたいほうだい)と何等変わっていないように見える。

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