2009年10月2日金曜日

いきなり黄金伝説で

「JR山手線ぐるっと一周、人気駅グルメ全て食べ尽くせ」という番組を見ようと思ったが挫折した。どのようなメニューや店があるのかに興味があったのだが、のっけに大嫌いなタカ(どす黒いオーラなのにダメ人間)が出ていたので、速攻タカが出なくなるまで早送りした。その後の5人がまた酷過ぎ。食べ物を紹介する番組であろうに、コメンテーター(今回はお笑い芸人)が実に汚い食べ方をするのだ。見るに耐えかねて途中で視聴をやめてしまった。
思うのだが、こういったグルメ番組の類で食べ方が不潔で汚いコメンテーターを使うというのは甚大なマイナス要因ではないのか?直接影響を受けないTV局はギャラの安さと演出しなくてもカメラを回しておけば済むといったお手軽さから、このような低額芸人(※1)を使う傾向が強いが、紹介される店側にとってはとんでもない誤算であったろう。何を食べていても全くおいしそうではないばかりか、非常に見苦しい食べ方をされるので食品自体が不味くて下品に見えて仕方がない。しかも食した後のコメントは無しに等しく、ただただ提供された食べ物を卑しく掻っ込むだけである。いかにSEで笑いを足そうがドン引きしてしまう。まあHD録画なので見たくないシーンは早速飛ばす。
次の3人(ロバート)は比較的まともだった。割とキチンと感想や紹介もしてい、コメントは薄いがやることはやってる。はじめてまともに仕事する芸人が出て一安心。
が、よく見るいるとどうもコメント部分を編集でカットしているくさい。つまりこの番組のディレクターもプロデューサーも食品やお店を紹介しようなどという気は毛頭無かったということらしい。バーターでタダ食いしつつ、予算は浮かして遊興費にしてウッヒッヒということなのだろう。視聴をはじめてわずか(早送りしつつだから)だがもういい。期待はずれだった。視聴者を馬鹿にするにも程がある。それとも世の中の人々はこういった下品な食べ方が気にならないくらい同じく下品な人々の集まりだとでもいいたかったのか?真面目に会社勤めをしている人間と現代の幇間であるお笑い芸人を同列に考えろということなのか?いや、もしかしたらこのような品性下劣な輩でもうまいことやればオイシイ人生送れますよ?という一流の詐欺で瞞着しているだけなのかも知れない。くわばらくわばら(※2)

※1
代表的な格安芸人には爆笑問題や青木さやか等がいる。爆笑~はさておき、どうして性格もブスでスタイルも良くない芸もない青木さやかなどがこんなに出ているのか疑問に思う人も多いだろうが、なにしろギャラが安いそうだ。ほとんどエキストラのひな壇の派遣姉ちゃんとそれほど変わらないので、食うために呼ぶのでなければ、素人に毛が生えたようなのを呼ぶくらいならお世辞上手の青木を呼んだ方が使っていて気持ちがいいということらしい。

※2
お笑いの「くわばらおはら」ではない。かつて菅原道真公の怨霊が京の都を襲った折に、落雷で怨敵の藤原氏のものをはじめ、数々の御殿が焼失する中、道真公の御殿があった京の桑原(地名)には何の異変もなく平穏無事であったことから、それ以降、雷が鳴るたびに京の人々は「ここは桑原(くわばら)ですよ。だから雷落とさないで下さいね~。ほらここは、くわばらくわばら」と祈ったということだ。そのことが転じて今でも厄よけ魔よけ代わりの呪文として使用されている。落語に詳しい人には釈迦に説法でした。

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