2010年9月8日水曜日

今、この国が恐ろしい

民主党の政策に「国家主権の移譲」という、独立国家であることを放棄する一文がある以上、同党を指示することは出来ない。

だが、しかし、現在我が国が置かれてる状況を冷静に俯瞰してみると、理想論など屁のツッパリにもならないことがよくわかる。

そこで小沢一郎総理である。

こんな時にこそ、勝海舟のような人物が切実に必要なのだ。
小沢一郎が勝海舟に比肩しうるとまでは言わないが、小沢氏が掲げていることが、もし実現出来るとすれば、それはまさに幕府(の創り上げた集金システム)を壊し、新しいシステム=維新を構築することを意味する。
http://www.ozawa-ichiro.jp/elections/pdf/ozawa33seiken_ryakureki.pdf

今やこの国は戦争状態であることを、どれほどの国民が認識出来ているだろうか?
朝鮮半島は言うに及ばず、中国・アメリカ・ロシアなどから、国家主権を日本国民衆から奪うための戦いが、日夜繰り広げられている。

マスコミはまったく信用ならない。
ジャーナリズムは封殺され続けている。
今や司法も信用ならない。
警察力(検察含め)が権力側の守り手であることはいつの時代にも変わらない真実である。
しかるに、司法までが今や権力の守り手になってしまった。
もはや一般人である民衆には、守り手は誰もいないのだ。
己の身は己で守るアメリカのように。

「夜も安心して寝ていられるのは、誰かが守ってくれているからだ」と言ったのはショウペンハウエルだが、今や誰も守ってくれない時代に突入しようとしている。

幕末の「おかげ参り」のように、世間ではお笑い芸人が益体もないくだらない害毒を撒き散らすばかりで、本来「狂気」の持つ反骨=反権力の精神は失われ、AKB48などといった、マーケティングアイドルを使い捨て・猿回しする興行主=一部の旨い飴玉をしゃぶる悪魔に踊らされているばかりだ。

「無ければ作ればいい」とする東洋的知恵は失われ、「無ければ奪えばいい」とする新自由主義=グローバリズムという盗賊の論理がまかり通る時代。

グローバリズムの正体は『Pan-American』(汎アメリカ主義)、つまり「世界中をアメリカ的文化一色にしてしまおう」「アメリカ的思想以外は認めない」という、一種のファシズムである。
戦前教育を受けた人物がいた時代は、洋才和魂の考えで騙し騙し外交(戦争の一種)を行って抵抗を続けてこれた日本だが、経済指導者や政治家達が高齢化し、気骨ある日本人がどんどん居なくなりつつある今、今こそ好機と各国が日本で得られる利権(植民地化)を求めて交戦状態にある。

鈴木宗男氏は幾多の指摘のある通り、なるほどロシアンマフィアとのつながりもあっただろう。
しかし、かつて勝海舟が「を」組の大親分、辰五郎と親交があったことを見ても判るように、現実の政治を行うには必要な処置だったのかも知れない。
そのことで幾許かの利益を得るのは必要悪である。
人間である以上、霞を食って生きていけるものではない。欲望こそがバイタリティ=生命力そのものであり、それを失ってしまった人間は聖(ひじり)として隠棲するしかないだろう。
もちろん行き過ぎた欲望には反動として排斥運動が起きるのも当然である。
そのための「法」であり「社会(の仕組み)」である。

だが、現状の日本はどうか?
警察力も司法も報道も、全てが現権力者の走狗に成り果ててしまっている現在は?

この国がアメリカのようになることを、洗脳されたにせよ結果的に国民が選択したのであれば、それが「時代」というものなのだろう。
アメリカのようになる…それは「我が身を守るのは己だけ」という社会(の仕組み)である。
もはや「刀狩り」を行っていい時代ではないということだ。
民衆は個々に武器を携帯しなければ、己も家族も守れない、そういう時代・社会になるということだ。
これを見越してか、数年前から警察力はナイフ所持さえ禁止してきた経緯がある。

さあ、西部劇・時代劇の時代がやってきた。
これからはナイフ・剣・刀・拳銃などを、皆が持つ持たねばならない時代がやってくるのだ。

これから日本がどう変化していくのか…21世紀の戦争の仕方(マスコミによる洗脳戦)がどのような結果をもたらすのか。

5年後にこの文を読みなおす時が、無事訪れることを祈って筆をおく。



http://www.the-journal.jp/contents/futami/2010/09/post_25.html
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1008/30/news011.html
http://www.dpj.or.jp/news/?num=602

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