2010年9月11日土曜日

三権分立はもはや形骸化した

村木氏の無罪判決の意味するものとはなにか?

マスコミが報道しているということは、現在我が国を支配しているある組織にとっては望むべき運動であるということだ。
その真意が確かめられるのは、さらにあと10年かかるかも知れない。

だが、今回の一連の動き…小沢氏のみをあげつらうことで煙幕を張る「政治とカネ」報道、小沢氏の国政をサポートする人間たちの芋づる式逮捕・判決(冤罪)、村木氏の無罪判決、押尾学殺人犯の執拗な報道…これらは全て無関係ではない。

判ったことは、もはやこの国の「三権分立システムが崩壊している」という事実である。
三権分立は各々が他者をチェックし合うことで、互いに拮抗した権力を持ち、その権力を侵されないという理論である。
しかるに現在、互いにチェックし不正を暴き権力の暴走を抑えるどころか、お互いに手を結び己等が作り上げた不正な集金システムを隠蔽し永続させるためのカルテルを結び、国民の目から隠すために報道や警察力を使ってジャーナリストを封殺している。

三権とは三つの権力(行政・司法・立法)のことだが、それらを束ねる上位に存在しているのが、巨大な官僚機構=官僚幕府の存在である。

総理大臣よりも天皇陛下よりも、実質この日本国を支配しているのは彼等、官僚マフィアたちである。

現在行われている権力闘争は、これら官僚マフィアが張り巡らしたシノギのシステムを、政治家の手にしようという運動である。
国民にとってどちらがマシか…もちろん選挙によって選択権が与えられている以上、死んでも利権にじゃぶじゃぶな官僚マフィアより、選挙ごとに首を挿げ替えることが出来る政治家のほうがよほどマシである。

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