2010年10月25日月曜日

民主党ってなんか昔の地頭みたいだな

中学でか高校でだったかは忘れたが、古典の授業で「泣く子と地頭には勝てない」という一文があった。
『地頭』というのは地方へ派遣される官僚のことだが、彼等はその地位を手に入れるために多額の賄賂をつぎ込む。そしてひとたび任命されるや、その元手を取り戻し、さらに何十倍もの利益を得るために、地方を苦しめ食い物にしている、ということを嘆いている文書である。
今で言うなら、一番儲かると言われている沖縄・北海道長官をはじめ、各地方長官や地方官僚がまさに現代版『地頭』であろう。
さらに選挙という首の挿げ替え制度により、本来癒着を断ち切れるはずだった代議士制度にも、一度代議士に成り上がってしまえば、官僚とがっつり手を組んでの搾取三昧な生活をおくる事ができるという道が、官僚幕府によって保証されるている。

その罠にまんまとハマってしまっているのが小沢氏亡き後の民主党の姿だ。

それでも代議士は官僚と違い、その生活が一生涯保証されているわけではない。
それなら次の選挙までに、吸えるだけ甘い汁を吸っておこうと、官僚以上に意地汚い動きになるのは当たり前のことであろう。まさに今の民主党がそれだ。
小沢氏は自身の余命を考え、いくらかでもそういったことを整理整頓しようと手をつけた瞬間、案の定抹殺されてしまった。政治生命を奪う、政治的暗殺である。
で、残った民主のてっぺんを見ると、ボンクラの官ナオちんやリンチ殺人者・戦国、頭がいいと思われたくてすぐ人に騙される真性馬鹿の真エハラに転びモノの丘駄などろくなもんじゃない。
そんな彼等でも、民主がこのまま政権を維持出来るなどとは毛頭思ってもないだろう。
そこで『地頭』作戦である。
今の地位にある間に出来るだけ可能な限り、儲けておかねばならない。
だったらこのさい、日本を中国・朝鮮・ロシアに切り売りしてでも、官僚幕府と手を組んで儲けるだけ儲けておかなきゃ損だとばかり、なりふり構わずの暴れようだ。

つまり1300年経ってもこの国は基本的に何も変わってないということだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿